ジュエリーのお取り扱い
日常生活で起こりうる宝石や金属へのダメージを予防するため、ジュエリーのお取り扱いに関して以下の点にご注意ください。
- 激しい運動は、衝撃によるダメージの原因となる可能性があります。
- 手を洗ったり家庭用洗剤に触れることで、ジュエリーが腐食や変色したり、皮膚にアレルギー反応を引き起こす可能性があります。
- 急激な温度変化により、宝石が破損する可能性があります。
- 海水または塩素水での水泳はジュエリー損傷の原因となります。また、冷水により指が収縮することでリングが緩くなり、指から外れる可能性があります。
- ローション、香水、ヘアスプレー、その他の化粧品を使用することで、ジュエリーに汚れとして付着したり、膜を張ることで光沢が失われる場合があります。
- 直射日光に長時間さらすことで、エメラルドやターコイズなどの特定の宝石に損傷を与える可能性があります。
- ガーデニングや砂場での使用は、ダイヤモンドなどの宝石と金属が摩耗する原因となります。
- 睡眠中の着用は、無意識な動きによりジュエリーに衝撃を与える原因となり、また、血液の循環によりむくみなど身体への悪影響を及ぼす可能性があります。
ダメージからの保護
すべてのジュエリーは、様々なダメージの原因にさらされています。
摩耗を出来る限り防ぐことで、損傷を最小限に抑えることができます。
起こりうる損傷の原因
- 衝撃:衝撃は、宝石の破損または金属へのダメージを与える原因となります。
- 化学製品:接触することで宝石や金属が腐食する可能性があります。
- 水:長時間浸けると金属の変色や宝石の劣化の原因となります。
- 美容製品:残留物は光沢を損なわせ、アレルギー反応を引き起こす原因となる場合があります。
- 日光、熱:長時間光や熱にさらすことで、特定の宝石の割れや変色を引き起こす可能性があります。
- 劣化:専門的なケアを十分に受けず日常的に着用することは、金属や宝石を劣化させる原因となります。
- セルフリペア:自宅での不適切なクリーニングや不十分な技術による修理は、損傷を引き起こす可能性があります。
保管方法
金属と金属、宝石と金属、および宝石と宝石の接触は、宝石が破損したり金属が損傷する原因となります。
ダメージ予防のためにジュエリーの状態を確認してください。
ネックレスやブレスレットの留め金やイヤリングのポストやクリップなど、可動箇所に問題がないかご確認ください。可動部分に問題がある場合、石落ちや損傷の原因となる可能性があります。
また、すべての宝石がしっかりと留められ、接合部分に問題がないかご確認ください。
使用されない時はジュエリーを柔らかいポーチ等に入れ、販売時にお渡しするボックス、または金属と宝石が接触する恐れのない、仕切り等のついたファブリックケースに保管してください。
メンテナンス
定期的なメンテナンスは、ジュエリーを長くご愛用いただくために不可欠です。そのため、次のようなを方法をお勧めします。
- 定期的なクリーニング:定期的なクリーニングは汚れを防ぎ、ジュエリー本来の輝きを保ち続けるために効果的です。
しかし、すべてのジュエリーが自宅でのクリーニングに適している訳ではありません。複雑な装飾が施されたアイテムやヴィンテージ商品、またエメラルド、ターコイズ、コーラルやパールなどの硬度が低く繊細な素材や、その他シルクを使用したものなどは必ず専門のクリーニングにお出しください。 - 専門的なクリーニング:専門的なクリーニングサービスの為に、少なくとも年に1回 または必要に応じて、 サロンへお持ちください。
- サロンサービス:商品状態に問題がない場合にのみ、店頭でのクリーニングをご利用いただけるサロンがございます。
- お預かりサービス:お預かりのジュエリーの状態を工房にてエキスパートが検品を行い、必要に応じて研磨・仕上げ直し・補修を行います。